2016年12月26日月曜日

建設地の航空写真~2016年10月と11月~

 今回は10月末(写真上)と11月末(写真下)時点の航空写真ですが、2枚の写真を並べて、違いを探してみました。


 この2枚の写真を比べてみると、特に変化が見られるのが写真左の附属棟です。

 写真左手前から順に備蓄倉庫、格納庫、エネルギー棟という3棟の附属棟が南北に並ぶ計画ですが、10月から11月の1ヵ月の間で備蓄倉庫は骨組みの状態から箱の形に、格納庫は基礎のコンクリートが見えていた状態からこちらも箱の形にまで急成長しています。

 写真右は外来棟になりますが、こちらも10月末は基礎工事で穴が見えていた状態から11月末には一部の足場が作られるまでになっており、1ヵ月の間に建築工事が大きく進んでいることが分かります。

2016年12月20日火曜日

今週の1枚~2016年12月19日~

 ブログの更新が2ヵ月滞ってしまい、申し訳ありませんでした。
 航空写真の掲載はこれまで通り継続しますが、今週からは週一回の更新を目標に、毎回位置を変えて工事のある部分をクローズアップした写真も掲載していきたいと思います。




2016年10月21日金曜日

建設地の航空写真~2016年9月~


 9月末時点の航空写真です。
  

 
 建物部分がだんだんと高くなってきており、写真の建物左下に見えるコンクリートは3階の床の部分にあたります。

 新病院は4階~7階を一般病棟としており、3階のコンクリート打設が終わると、4階以降は1ヵ月に1階層のペースで躯体工事が進んでいく予定です。

2016年9月29日木曜日

建設地の航空写真~2016年8月~

 
 8月末時点の航空写真です。
 

 台風の影響もなく、順調に工事が進んでいます。
 大きな変化が見える部分としては、写真の右端で先月は見えていなかった杭が見えてきました。
 これは新病院の外来棟で、現在の病院は外来診察室が1階と2階に分かれており、外来受診の際に上下階への移動が必要な場合がありましたが、新病院の外来診察室は全て1階に配置し、外来診察が1フロアで完結する計画としております。

2016年8月25日木曜日

工事現場の暑さ対策


 今回は工事現場で取られているいろいろな暑さ対策を紹介します。

 まず、作業現場近くには冷房付のクールダウン室、直射日光を遮る東屋が設置されてます。こまめな休憩で体温上昇を抑えることが何よりも大切です。

クールダウン室
東屋には扇風機も

他にもミスト付き扇風機、電動ファン付の作業服、ヘルメット装着式麦わら帽子の導入等々多くの対策が取られています。
写真ではほとんど見えませんがミストが出ています
腰のあたりに見える丸いものがファンです
ヘルメットに取り付けた日よけ

ファン付の作業服は一見暑そうに見えますが、風が服の中の熱を放出する仕掛けで快適だそうです。

2016年8月15日月曜日

建設地の航空写真~2016年7月~


 7月末時点の航空写真です。


 
 写真中央の病院本体の部分では1階の柱の鉄筋が立ってきています。

 写真左に見えるコンクリートで囲まれた2つの四角い部分は災害用の備蓄倉庫とドクターヘリの格納庫ですが、こちらも本体と同時進行で工事が進んでいます。

2016年8月10日水曜日

夏祭りでバザーを開催。


 7月28日(木)、毎年恒例の夏祭りにおいて、今年は新たな取り組みとしてバザーを開催しました。
 
 新病院建設費用の負担を少しでも軽くしようと初めての試みでしたが、多くの職員からの協力が得られ、バザーに並んだ品数は数百点にも及びました。
 あまりの品数の多さにスタッフもセット販売など売り切るために工夫を凝らし、結果は見事完売。売り上げた48,503円は新病院建設事業資金として寄附させていただきます。 

 品物を提供してくださった方、購入してくださった方、販売してくださった方、全ての方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。

2016年8月5日金曜日

寄附金申込みの特設サイトがオープンしました。


 新病院建設にかかる費用については、これまで職員をはじめ一部の関係者の皆さんやイベント等の資料配布にて寄附金の募集のご案内をしておりましたが、この度、病院ホームページ内に特設サイトを開きました。
 
 このサイトからは口座振込やクレジットカード払い、コンビニ振込用紙の取り寄せなどの手続きが簡単に行えます。
 
 新病院が県民・市民の皆さまにとって安心・安全の拠りどころとなる病院になれるよう努力して参りますので、特段のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2016年8月2日火曜日

アートインホスピタル(AIH)


 新病院のコンセプトである「みんなにとってやさしい、頼りになる病院」の「やさしい病院」具現化として、アートインホスピタル(AIH)を正式に採用することになり、日本でのAIHの第一人者である銅版画家の山本容子先生に監修をお願いしました。



 新病院のAIHについて、詳しくは病院長のブログを是非ご覧ください。
2016.07.22やさしい病院の具現化、2016.07.29アートインホスピタル(AIH))

2016年7月8日金曜日

建設地の航空写真~2016年6月~


 6月末時点の航空写真です。
  

  毎月恒例の南側上空からの航空写真ですが、今月はいつもより建物部分をアップにして撮影した写真です。
 建物の南側から北側に向かって1階床のコンクリート打ちが進んでいるのが分かります。

2016年7月4日月曜日

モデルルームでの検討も始めました。


 6月10日~24日までの2週間、モデルルームにおいて職員アンケートを実施しました。
モデルルームの病室のベッド周りには備品も配置して検証しています。

アンケートは病室や外来診察室の設備・備品等が対象で、例えば「手洗いの横のコンセントの高さはこれでよいか?」というような非常に細かい内容ですが使い勝手に関わる重要な内容です。中には車いすに乗って検証してみたり、アンケート回答のために2度3度とモデルルームに足を運ぶ職員もおり、患者さんやご家族、職員にとってより良い環境になるための回答が集まったと感じています。
モデルルーム検証の様子。

2016年7月1日金曜日

躯体工事が進んでいます。


 6月中旬の躯体工事の全景写真です。

 近づいて撮影した写真を見ると、1階床のコンクリート打設が完了したところから柱の鉄筋が組まれてきており、工事が順調に進んでいることが分かります。

 1階床のコンクリート打設も7月中旬には完成予定で、工事はぐんぐん進んでいきます。

2016年6月3日金曜日

いよいよ工事が地上に。

 
 現場では1階の床のコンクリート打設が進められており、次の写真は1階の梁の鉄筋を運んでいるところです。

 工事はいよいよ地上に上がってきますが、季節はこれから梅雨に入り、その後は熱中症が心配な夏と工事にとって厳しい作業環境になってきます。現場の皆さん、くれぐれも体に気をつけて頑張ってください。

2016年5月31日火曜日

建設地の航空写真~2016年5月~

 
 5月末時点の航空写真です。

 建設地周辺はパッチワークのようです。
 また、建物部分では1階の床のコンクリート打設が始まったことから土の色がほとんど見えなくなり、工事の進捗が伺えます。

2016年5月13日金曜日

免震階の工事が進んでいます。


 今回は免震階の工事の様子です。
 先週の航空写真では分かりにくかった免震層の外壁が写真の左側の部分です。
 取り付けられた免震装置の上には建物の柱が乗り、水平な黄色の板の上には1階床下の梁が乗り、1階の床は写真左の外壁から5cm浮いてかぶさってきます。

2016年5月6日金曜日

建設地の航空写真~2016年4月~


 4月末時点の航空写真です。
 撮影の日は曇り空だったようで、雲の合間から指す光が地上に写っています。
 建物部分では西側から免震階の外壁も伸びてきました。
 免震階の工事も着々と進んでおり、工事が地下から地上に上がってくる日がだんだんと近づいてきています。

2016年4月25日月曜日

現病院でも建設工事??

 現病院の体育館で工事が始まりました。
4月6日、着工直後の様子
 これは新病院のモデルルームの工事で、新病院の外来診察室や病室(個室、4床室)の実物を制作し、出来上がったモデルルームで計画されている設備を確認するのはもちろんのこと、人・物の動線や作業スペース、床・壁の材料や色、配置する備品など様々な点を検証することを目的として作っているものです。

 このモデルルーム検証では、新病院が「みんなにとってやさしい、頼りになる病院」となるよう、空調機から吹き出される風も再現して、患者さんに風が直接当たらないか、風でベッド周りのカーテンが揺れないかといったやさしい療養環境等の細かな検証もしていきます。
4月18日時点 モデルルーム工事全景
外来診察室
病室(写真左が個室、右が4床室)

2016年4月20日水曜日

免震装置のその後の姿

 先月製品検査の様子をお知らせしていた免震装置たちのその後の姿です。
 免震装置の取り付けには、まずベースとなるプレートを取り付けて、基礎のコンクリートを打設します。 


 そしていよいよ免震装置の取り付け開始。
 
 
 積層ゴムの免震装置も同様に取り付けられています。 

 この免震装置たちが活躍する機会が訪れないことが一番望ましいですが、万が一の際には地震から建物を守ってもらえるよう、彼らにはそれぞれのポジションについてもらいました。

2016年4月6日水曜日

建設地の航空写真~2016年3月~

 
 3月末時点の航空写真です。
 建設地周辺が緑色に色付き、季節の移り変わりを感じます。
 
建設地南側上空より北側を見る方向の航空写真

 工事は確かに進んでいるのですが、恒例の南側上空からの写真では先月との違いが分かりにくいので、今月は建設地の東側上空から撮影した写真も掲載します。
 こちらの写真を見るとコンクリートが打たれた部分が広がってきていることが確認できます。
建設地東側上空より西側を見る方向の航空写真

 工事はあと数か月で地上部分に上がってくる予定です。

2016年3月31日木曜日

免震階の施工が全開です。


今回は久しぶりの工事現場の写真です。
工事の進捗は、免震階の施工が全開で進められており、見渡す限り鉄筋、鉄筋、鉄筋でその迫力に圧倒されます。


このような頑丈な基礎に加えて免震装置も入り、新病院は災害に強く、安全で安心できる建物になります。

2016年3月29日火曜日

建設地で献血が実施されました。


 3月22日(火)、建設地に献血バスがやってきました。
 
 
 血液センターの担当者に伺ったところ、例年、冬場から春先にかけては、風邪などで体調を崩す方が多いことや、年度末、年度始めは、企業をはじめ各団体において献血会場としての受け入れが難しくなるなど、献血協力が得られにくくなる時期であり、この時期の献血協力は貴重とのこと。

 そんな貴重な時期に、この日は9:30~11:30の2時間で27人もの方々が献血の受付に来てくださり、献血者の中には献血記念として献血バスを背景に写真を撮影された方もいらっしゃいました。
献血バス内のベッドは献血者でいっぱいでした。

献血にご協力いただいた皆さま並びに献血実施の依頼を快くお引き受けくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

2016年3月25日金曜日

免震装置製品検査(積層ゴム編)


 先日に引き続き免震装置(積層ゴム)の製品検査に行ってきました。

検査項目は先日とほぼ同じだったのですが、性能検査として製品に加重をかけ変形能力等の確認もしてきました。


大小あわせて74基が無事検査合格となりました。


2016年3月22日火曜日

免震装置製品検査(直動転がり支承編)

 
 先日のブログで紹介した免震装置(直動転がり支承)の製品検査に行ってきました。

製作工場にて使用材料(材料検査証明書)の確認と外観(傷や塗装の剥離)や寸法、組立精度等設計図通りに出来上がっているかの確認の検査をしてきました。
 

 無事、検査合格となった27基が順次新病院の建設地へと旅立って来ます。


2016年3月18日金曜日

新病院の免震装置


 新病院の免震装置ですが、高層階と低層階で免震装置の種類が違います。

高層階部分は積層ゴム免震装置(錫プラグ入り積層ゴム)、低層階部分は転がり免震装置(直動転がり支承)となります。

積層ゴム免震装置は名前の通り薄いゴム板と鋼板を交互に重ね合わせた免震装置で、地震で水平に移動した建物をもとの位置に戻す復元機能を備えています。


それに対して直動転がり支承は比較的軽量で複雑な形状の建物に適していてボールベアリングを用いたレール型の免震装置ですが、建物を元の位置に戻す復元機能は備えていません。





この2つを組み合わせることにより複雑な形状の建物を自身のゆれによる害から守り、安心出来る建物の構造となっています。

 それでは、免震装置の工場検査に行ってきます。

2016年3月5日土曜日

建設地の航空写真~2016年2月~


2月末の建設地の航空写真です。



大きなクレーンは4機になり、今までは土の色が主体だった建物部分では、鉄筋の黒色とコンクリートの灰色のマーブル模様になってきました。

2016年3月1日火曜日

基礎工事の様子


 2月中旬の工事全景写真です。基礎工事が進められています。
 

 
 組まれた鉄筋を近くから見るとかなりの迫力です。
 

 
 やがてこの鉄筋たちはコンクリートに包まれて姿が見えなくなってしまいますが、いつまでも新病院の建物を支え続けてくれる重要な役割を担ってくれます。
 

2016年2月22日月曜日

現場の朝礼。


 建設現場では朝の7時30分に朝礼が行われています。


 
 現在は180人ぐらいとのことですが、新病院は多くの職人さんの手によって作られていきます。
 職人さんたちが事故も病気もなく、いい仕事をしてくれることを祈るだけでなく、病院建設室職員も朝礼に参加したいと思います。

2016年2月18日木曜日

コンクリートの打設が始まっています。


 建設現場では土の2次掘削が続いていますが、掘削が終わったところからコンクリートの打設が始まっています。


 
 新病院の建物は地下階を作らない計画ですが、地震に強い免震構造の建物とするため、1階の下に「免震層」という免震装置などを置く設備の階層が作られます。
 この写真のコンクリートはその「免震層」の土台となる部分で、コンクリートの打設は、これから免震層→1階→2階、、、というように下から上の順で進んでいきます。

2016年2月8日月曜日

2次掘削が進んでいます。


 建設地で続いている建物部分の土の2次掘削ですが、西側上空からの航空写真でその進捗状況が見えます。

建設地西側上空から撮影。写真中央で2次掘削が進んでいます。

掘削は建物部分の西側から進められており、写真からは半分ぐらいが終わっているように見えます。2次掘削した後の面は地表から9mぐらい下がったところで、この面が建物の免震階下ピットの底になります。
2次掘削した下面より撮影。